わたしたちのおもい

 

 NPO法人いちぶんネットは、2002年(平成14年)に始まった子どもからお年寄りまでの三世代市民でつくる「いちかわ市民ミュージカル」の実行委員が集まって、『“我が街″に市民文化の花を咲かせよう!』と2003年(平成15年)に結成されました。

 その躍動する舞台を客席から観ていた方から、「障害のある我が子にもこういう体験をさせてやりたい」という声が届き、2005年から始めたのが、障害のある人も、ない人も、子どもも大人も一緒になって創る・楽しむ「チャレンジド・ミュージカル」です。 「障害のある人たちとどんな舞台表現が可能なのか?」を追求する作業は実に楽しい体験となり、私たちを成長させてくれました。

 その後、放課後等デイサービス「ハクナマタタ」開設(2014年)、チャレンジド・ミュージカル劇団JAMBO!創設(2015年)、働く障害青年の交流拠点「いるんおるん」開設(2019年)など、気づけば、障害のある人たちとの交流は日増しに深まっていきました。

 私たちは障害の有無にかかわらず、様々な表現活動を楽しみ、自己実現や社会参加、その先の「豊かな共生文化社会」を築く第一歩として、令和元年度(2019年度)千葉県障害者芸術文化活動支援センター(厚生労働省)事業を行いました。

 そして今年度は、「ユニバーサル・アート」と「まちづくり」を結びつけた《 共生社会の実現に向けた障害者等による文化芸術活動推進プロジェクト 》(文化庁)に取り組みます。

 プロジェクト実現のためには、文化施設・芸術団体・障害者に関わる事業者・企業・行政など多くの方々と様々な実情の把握し、事業推進に向けた協働ネットワーク構築が最重要です。

ぜひ一緒に協働しましょう!よろしくお願いいたします!

 

NPO法人いちかわ市民文化ネットワーク

代表 吉原廣